冬の花火

冬の花火

秋のお祭りといえば!?おそらく誰もが今や「ハロウィン」と答えるに違いありません。イギリス人を除いては…。

 

日本同様、イギリスでも今やハロウィンは若い世代を中心にとてもポピュラーになりつつあります。ただし、イギリス人にとってそれはあくまで「外国」のお祭りであり(元々古代ケルト人が起源のお祭りのようですが、現代では特にアメリカのお祭りとして知られています)、彼らにとっての秋のメインイベントは、毎年11月5日に行われる「ガイ フォークス・ナイト」です。

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、ガイ フォークスとは1605年にロンドンで発覚した火薬陰謀事件の実行責任者の名前で、彼が逮捕され、事件を未然に防げたことを祝してできた記念日をガイ フォークス・ナイトと呼んでいます。ただしこの華々しい記念日の裏には、ガイ フォークスが残虐な方法で尋問されたことや、最後は絞首刑台から落ちて首の骨を折って死んだ等、ハロウィンのおばけも逃げ出すようなかなりおどろおどろしいストーリーが隠されています。

 

ちなみにガイ フォークス・ナイトにかかせないアイテムは2つ。ひとつは「りんご飴」。英語では「Toffee apple」といい、まさに日本のりんご飴そのもの。そしてこれを食べながら見るのが「花火」です。これだけ聞くとなんだか日本の夏祭りそっくり。ただし着るのは浴衣ではなく、ダウンジャケットですが(笑)ボーディングスクール時代、花火を見ながら、ずいぶん寒い夏祭りだな~と感じたのはよい思い出です。

 

鐵屋