真の翻訳とは!?

真の翻訳とは!?

ある日、帰宅すると夫がいつの間にか屋根にBSアンテナを設置していて、私が見たかったBBCの“The Great British Bake Off”を録画してくれていました。一般人がbaking(パン、お菓子作り)の腕を競うイギリスの人気番組です。以前のブログでも紹介していますね。

以前のブログ「イギリスでも「食欲」の秋!?」を見たい人はこちら

さて番組を見始めると、言ってる事が全く理解できないからと夫が日本語吹替に切り替えてしまいました。留学経験はないものの、いつもは意地を張ってでも英語で見る方なので珍しいと思いましたが、考えてみればbakingはおろか料理をほとんどしない人には馴染みのない言葉が飛び交っている番組なので無理もありません。正直なところ日本語に切り替えてからもあまり理解できていなかったようです(笑)。

当たり前ですが、一口に英語ができると言っても、馴染みのない分野は理解ができないものですよね。ボーディングスクールでも特有の用語や、その学校独自の表現を使う事があります。今でこそハリーポッターのお陰で「House」が「寮」を意味するのは有名になりましたが、普通なら「家」と理解してしまうかもしれません。このような事情から渡邊オフィスでは留学生の成績表を翻訳するとき卒業生が活躍します。学校にもよりますが、例えば先生・学期・休暇・学年などを独自の言葉で呼んでいる事も多く、これは辞書で引いても分かりません。翻訳をする彼らももちろん最初から全ての学校の事を知っている訳ではありませんが、ボーディングスクール出身者の勘で調べ方が分かるものです。どんなプロの翻訳家も顔負けのボーディングスクールならではの文章を訳してくれる彼らを見ていると、英語ができるというのは色々な次元があると改めて思います。

長須