留学のタイミング

留学のタイミング

イギリスには、8才から始まる小学校、11才~13才で進学する中高一貫校のいずれにも寮のあるボーディング・スクールがたくさん存在し、8才以上、16才までのお子さんであれば、どの年齢からでも留学開始が可能です。

小学校

プレップ・スクール
(Prep School)

中高校

シニア・スクール
(Senior School)

*注: プレップ・スクールの下にはプリ・プレップスクールと呼ばれる、小学校の前の3年間(5才~8才)の学校があります。

小学生のイギリス留学

留学開始年齢はこの数年でさらに低年齢化し、8、9歳からの留学も、もはや珍しくありません。イギリスのボーディング・スクールの価値が日本でも認められつつあることと、子どもの将来により多くの選択肢を与えるため付加価値のある教育を求める若い世代の親御さんが増えてきたことが背景にあるのでしょう。

小学生から留学を開始するメリットは、英語や環境へ素早く順応できることはもちろん、幅広くバラエティに富んだ遊びや勉強に刺激され、高い思考力・コミュニケーション力を 無理なく身につけることができる点にあります。イギリスの小学校では親元を離れて学校生活を送る子どもたちに共同生活のマナーや規律を教えつつ、心底楽しみながら学び、遊ぶための安全で良質な環境を用意しています。「そんなに小さいうちから?」ではなく、「小さいうちだから」こそ、安心して出発できるのです。

留学開始年齢: 7才~12才

イギリスの初等教育であるプレップ・スクールは8才からボーディング・スクール(寮制)が始まりますが、一部の学校は7才での入学も可能です。入学は12才 までどの年齢からでも可能ですが、次のステップである中高一貫校(シニア・スクール)への進学をスムーズに行うためには、10才頃までの出発が望ましいでしょう。なお、シニア・スクールへの進学年齢は男女や学校のタイプで異なり、11、12、13才のいずれかに分かれます。シニア・スクールへの入学には、通常イギリスの私立共通入学試験であるCommon Entranceを受けなければなりません。渡邊オフィスを通じて留学をした多数の小学生達が、実際に現地で中高受験を体験し、第一志望校に合格しています。

中高生のイギリス留学

いまや中学、高校途中から長期的に留学すること は、国内の進学と同じように子ども達の選択肢として確立されています。国際社会を生き抜く術を身に着けたいと、この年齢からの海外留学を考えるご家庭に大切なのは、適切な学年を選び、学力やニーズに合った学校選びをすることです。

対象:13才~16才

中学、高校は5年間(共学または男子校)または7年間(女子校)の中高一貫校で、総じてシニア・スクールと呼ばれます。ボーディング・スクールも全国に多数あり、その規模や特徴などにより留学生の選択肢の幅を広げています。

イギリスの教育制度の特徴ともいえる全国統一試験のコースはシニア・スクール在学中の最後の4年間で履修し、2段階に分かれています。詳しくはイギリスの教育制度・試験制度をご覧下さい。最初のコースGCSEが始まるのは14才から、その次のAレベルが始まるのは16才です。シニア・スクールへの留学は、この試験準備に間に合うようにできるだけ有利なタイミングに留学を開始するのが望ましいといえます。一般的には、留学開始は、できるだけ日本の中学2年生終了時まで、または誕生月によっては中学卒業後すぐに留学を開始すればGCSEコースから編入できる可能性があります。 さらにAレベルになると、急に専門的で高度な学習になるため、高校1年終了時以降Aレベルから留学を開始したい場合は、3年留学計画も視野に入れ、より慎重なプ ランとそれにあった学校選択をする必要があります。

シニア・スクール卒業後は、渡邊オフィス出身の留学生の80~90%はそのままイギリスの大学に進学し、その他は日本での帰国生受験、アメリカなどへほぼ100%が大学進学を果たしています。