Q&A

出発までにどれくらいの準備期間を置いたらいいですか?

留学準備に早すぎることはありません。例え5年後の出発であっても現時点でできる準備というものがあります。その一つが学校登録です。一概には言えませんが、余裕を持って身体、心、学力、英語力などの準備を行うという意味では1~2年以上前からが望ましいといえます。一方、できるだけ早く出発したい場合、渡航準備の最短期間は2~3ヶ月程度です。渡邊オフィスではご相談のあった時点でベストの準備方法をご提案いたしますので、留学を思い立たれたらなるべく早くご相談になることをお勧めします。

子どもは英語がまったく話せません。留学は可能ですか?

渡邊オフィスから留学する子どもたちの大半は英語を習ったことがない児童や日本の学校教育で受けただけの英語力しか持たない生徒です。しかし、留学を目標としてからは学校外で英語学習をすることを強くお勧めしています。それがイギリスの学校を受験する上で有利に働くからです。日本での英語学習についてのアドバイス、情報も提供しています。

長く留学をすると日本語を忘れてしまいませんか?

これは必ず起きることですが、一時的なものです。日本語が母国語である以上、いずれ日本語を使う生活になった時には速いスピードで取り戻し、上達します。その時までは英語に専念してもよいでしょう。英語で培った文章力や表現力は、十分日本語力に発揮されるはずです。

両親や親戚など、誰も外国とは縁がありません。そんな家庭の子どもでも留学が可能ですか?

可能です。渡邊オフィスはそういったご家庭のためにもガーディアンシップ・サービスを提供しています。

両親ともに英語が全くできません。問題はありますか?

問題は全くありません。渡邊オフィスがご両親に代わって対処しています。

アレルギーがひどいので食事の規制が欠かせません。留学はできるでしょうか?

イギリスのボーディング・スクールで学ぶ子どもたちの中にも、アレルギーや持病などにより同じ立場にいる子どもたちがおり、学校は個別に対応しています。ただし、対応可能な範囲かどうかを確かめるために、事前にお問合せいただくことがベストでしょう。

親はとても留学をさせたいのですが、子ども本人は全くその気がありません。どうしたらいいのですか?

ときどき渡邊オフィスで受ける質問です。留学の決定には、あくまで子ども本人の意志が必要です。渡邊オフィスがお子さんの説得をすることはできませんので、ご両親が時間をかけて地道に働きかけてください。子どもは少なからず親の影響を受けながら育つのですから、親がよいと思うことは子どもにも同じように伝わるはずです。イギリスや留学について子どもが自然に興味を持てるようなきっかけやお話を、子どもの年齢に合わせて親御さんが工夫して与えてください。渡邊オフィスからもそのためのアドバイスをしています。また、渡邊オフィスが開催するセミナー等のイベントへの参加もお勧めします。

子どもは留学に熱意を持っていますが、親としては不安で仕方ありません。留学しても安全ですか?

ここで言う安全というのが何を指しているのかを反対にお尋ねしなければなりません。残念ながら、子どもを手元から離すことへの漠然とした不安を解消することは不可能です。そうではなく、物理的な事故や病気のリスクが高くなるかどうかという質問であれば、答えはNOです。危機管理、医療体制が整っていて、道徳観念が私たち日本に住む者にもよく理解できる国、という点ではイギリスは留学生が安心して過ごすことができる国と考えてよいでしょう。しかし、それは交通事故に遭わない、怪我をしない、病気にならない国、ということではありません。これら「万一」は日本、外国を問わず、どこにいても起き得ることです。ですから、これら「万一」をできるだけ未然に防ぎ、いざという場面でも理知的に対処できる具体的な方策を、ボーディング・スクール、ガーディアンファミリーや渡邊オフィスは常に講じています。そのために各種のルールがあり、これらルールを守った上で「危険防止装置」は始めて効果を発揮します。したがって、大切なのは、常に決められたルールに従うことです。(判断力がない年齢の子どもには物理的な防御を施します)幸か不幸か、ようやく日本も100%安全な国ではないという認識が生まれつつありますが、危機感を十分持たずに軽率な行動を取る人は絶えません。そういう人は日本でも外国でも高いリスクを背負い、事故に遭う確率は高まります。

これまで留学を途中で断念して帰国した生徒はいましたか?

残念ながらありました。渡邊オフィス卒業生約800名中、約5%が留学半ばで帰国しました。理由は健康上の問題、経済的な問題、親子関係に起因する問題などがほとんどで、「留学が嫌になって」の帰国は、2%未満です。

難しいと言われるイギリスの検定試験に合格することはできるのでしょうか?

現在のお子さんの能力で答えれば「NO」ですが、今後の英語の上達、努力によって可能性は限りなく「YES」に近くなります。イギリスの検定試験は各人がどれだけ努力して学習したかの到達度を計る試験ですから、誰にでも合格のチャンスはあるのです。ちなみに、渡邊オフィスの卒業生たちのデータからは、約96%がAレベルで3科目以上に合格(イギリスの大学進学に必要な最低ライン)しています。

英語ができないのに、どうやって授業についていけるのですか?

最初は授業を100%理解することは絶対にできません。英語を習い始めて数ヶ月、数年の私たちが、生まれた時から英語で育ったクラスメイトたちと肩を並べて勉強ができるほうが不自然です。留学生は通常のカリキュラムに平行して英語の補習を受け、どの科目でも仲間より時間をかけてコツコツ勉強をしないと間に合いません。何年かの後、その努力によりやっと英語のハンディをあまり感じなくなる、というのが多くのパターンです。

ホームシックになりませんか?

必ずなるでしょう。しかし、ホームシックは家族と一緒に過ごしたいという気持ちの表われですからとても自然なことです。ホームシックになっても仲間との楽しさや学校生活の忙しさにより、いずれ忘れてしまいます。ホームシックだけでは大きな問題にはなりませんが、ホームシックを作る別の原因がどこかに潜んでいる場合は注意が必要です。

子どもの様子を見に、学校を訪ねることはできますか?

もちろんです。学校はとても歓迎してくださいます。渡邊オフィスでは、訪英される親御さんのために学校やガーディアンファミリーとのアポイントをお取りしています。ただし、初期の語学研修やボーディング・スクール入学直後の時期は、ホームシックを助長することが多いので極力避けることをお勧めしています。

留学中に子どもといつでも電話やメールで通信ができますか?

ボーディング・スクール在校中はほとんど問題なく利用可能です。ただし、小学生のメール、学年にかかわらず電話の通信は、時差や互いの都合があるので思うように通じないこともあります。緊急時には最速でお子さんと連絡がつくよう、渡邊オフィスがお手伝いをしています。

Eton校に息子を入学させたいのですが、それは可能ですか?

可能です。ただし、Etonを含む一部のボーディング・スクールは登録の年齢期限を設けているなど、募集の方法が他校と異なる場合が多く、早期からの留学が必要なため注意が必要です。また、イギリスの学校でも入試がありますので、審査に通ることも最終的な条件となります。

子どもが病気になったらどうなりますか?

イギリス内のどこにいても、緊急であればまず病院に運ばれます。緊急を要さない場合は、学校にいる間は学校医務室、寮母、看護婦、校医が対応します。休暇時にガーディアンファミリー宅にいる場合は常備薬などをくださる他、医師の診察を受ける準備など、ご家族と同じように対処してくださいます。ただし、緊急を要さない場合の国保の医療体制は日本と違い、「待ち時間が長い。予約制で数日待つ」のが常識の国であることを留め置いてください。一旦専門医にかかれば、ご存知の通り高い医療技術もある国ですので、安心してお任せしてよいでしょう。これまで留学生の不運な怪我、病気などによる手術、入院でも懇切丁寧なケアをいただいてきています。

どんな家庭・留学生に渡邊オフィスのサービスを勧めますか?

留学生の募集条件については募集要項をお読みください。その他、以下のような方が該当します

  • 英語が不得意
  • イギリスに責任をもって長期的にガーディアンを務めてくださる人を知らない
  • 提携校などの偏りや、個人的な情報に惑わされることなく、子どもに合った留学先の学校を適確に選定したい
  • 第3者の関わりにより、独りよがりになることなく、より冷静に留学中の子どもを見守りたい
  • 留学中、万一の場合に即対応してくれる機関がほしい
  • 進路、進学について適切なアドバイスや指導がほしい
  • 英語力に不安はないので親としてできる部分は子どもをサポートするが、より専門的な知識を持つ機関のアドバイスを受けることが不可欠だと考えている
  • イギリス的な考え方ややり方を教えてくれる機関を希望する
  • 同じ立場の留学生やご父母と交流を持ちたい