クリスマスクラッカー

クリスマスクラッカー

いよいよ12月!今年も残りわずか、クリスマスシーズンがやってきますね!

この頃になるとイギリスではたくさんのクリスマスグッズが売られます。その中の一つとして、クリスマスクラッカーがあります。大きなキャンディのような形状で、両端を2人で引っ張ると、火薬による破裂音と共に中に入っている紙製の王冠やプレゼントが飛び出す仕組みです。パーティーの最初に鳴らし、中に入っている紙製の王冠を被ってパーティーを楽しみます。

このクラッカー、1847年にイギリスで考案されたものなのです。現在も王室御用達のお菓子メーカーとして有名なトムスミス社の初代トム・スミス氏がフランスへ視察旅行に出かけた際、綺麗に包装されたボンボン菓子に感動し(当時のイギリスには包装されたお菓子はなかったそう!)、イギリスに戻った後、キャンディを綺麗に包装してクリスマスに売り出したところ、人気を博し、その後、キャンディに代わりお菓子、おもちゃ、、と中身を変え、アイディアを試していくうちに、1849年には現在の形に近いクリスマスクラッカーが完成しました。その後、トム・スミス氏の息子たちが会社を継ぎ、世界にクラッカーを広めていくに至りました。

実は、つい先日、テレビを見ていたところ、日本のクラッカーは、愛媛県宇和島市で100%生産されていることがわかりました。というのも、元々は花火の会社だったそうですが、花火のニーズは夏だけのため、火薬や技術を活用できるものを探し、クラッカーの生産を閑散期に始めたことにしたとのこと!トム・スミス氏のアイディアが新たな事業を生んだようです。

新たな変異株も出現し、なかなか大勢でパーティーができないご時世が続いてますが、日本でもイギリスでもまたクラッカーを引っ張ってみんなで楽しめる日が来ることを祈っています。

後藤