卒業の季節

卒業の季節

今週末で渡邊オフィスの留学生のほぼ全員が今年度を終えます。留学生の皆さん、お疲れ様でした!そして今年でボーディングスクールを卒業する皆さん、おめでとう!長ければ10年以上、短くても4年半と、長きにわたり彼らをサポートをしてきた身としては、彼らの巣立ちは嬉しさと淋しさと安堵のミックスです。

さて、卒業を目前にした生徒達は、6月下旬にAレベル試験が終わるやいなや、途端に仲間同士で旅行をしたがります。渡邊オフィスのルール上、保護者なしでの旅行は厳禁ですが、最終学年の最後だけは、「止めても無駄」。親御さんの許可がある限りは黙認です。イギリスからヨーロッパ内のリゾート地は飛行機でほんの数時間。カナリー諸島、マラガ、ギリシャ、、、と留学中に養った旅知識を彼らが活用しないわけがありません。

ただ、ここで悩ましいのが、「渡邊オフィスはどこまで子ども達の安全を守るべきか?」ということ。彼らがイギリスに居る限り、トラブルが起きれば否が応でもガーディアンであるGNet、そして渡邊オフィスへ連絡・対応の要請が及びます。それゆえ、彼らの所在を知っておく必要があるのです。頭の固い大人だと言われようと、日本に帰国するまでは自由旅行は控えなさい、とか、せめて旅程と泊り先は残しなさい、と指導しますが、それをきっちり守れた生徒は今年は皆無でした・・・。無念。親や渡邊オフィスがいくら本人にメールをしても、試験中なのでレスする間もないのでしょう。試験が終われば途端に出かけていくので取り付く島もないのです。あとは無事を祈ることしかできません。

そんなバトルに疲れていた今週、友達との旅行を予定していた3名の生徒達が、旅行を取りやめてホストファミリーのお宅にお世話になっていることが発覚!飛行機のストライキや曖昧準備で計画が流れてしまったらしいのですが、親には背伸びして「自由旅行」と豪語していた子が、高校時代の最後を“イギリスの親”の家で過ごすという図が、実に微笑ましく思えるのでした。そして、急な「帰宅」でも温かく迎え入れてもらえたのは、彼らがそんな家族のような関係をホストファミリーと築いたからでしょう。 とはいえ、来年の卒業生は絶対に計画をつぶさに報告させるぞと、意気込みの強い2022年7月の渡邊オフィスです。

山岸