「イースター」をマスターする その1

「イースター」をマスターする その1

クリスマスやハロウィン等、海外の宗教的なお祭りは、その華やかなイメージだけが最初に日本に導入されたことで、サンタクロースの日、クリスマスツリーを飾る日、お菓子をもらう日、という概念が最初に定着してしまい、イースターもその例外ではありませんでした。もう数十年前にはなりますが、ある保護者の方が、お子さんが春休みに帰国した際に、イースターはチョコレートを食べる日、と言っていたけど本当かという問い合わせがあったことを思い出します。

 

すでにご存じの方は多いと思いますが、イースターとは、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したお祝いをする祭りとして、キリスト教の中では最も大切なイベントに値します。そこで、イースターに登場する3大アイテムをご紹介。この意味を知れば、宗教的な背景を知らずともあなたもイースターマスターです!

 

初級編:イースターエッグ

イースターを象徴する最もポピュラーなアイテム。卵は生命の誕生=復活を意味し、今じゃ日本のお菓子屋さんで見かけることも。これがチョコレートになった理由はただ一つ。普通の卵よりみんな好きだから!(笑)

 

中級編:イースターバニー

卵を産むのはチキン(鶏)なのに、なぜバニー(ウサギ)?と思う方も多いと思います。一説によると、ウサギは繁殖力が高く、それが卵と同じような意味で使われるようになったとか。鶏と比べてウサギのほうが商品化しやすかったということもあるかもしれません。

 

上級編:イースターボネット

イースター礼拝の際に被る特別な帽子を意味し、もともとはキリストの誕生を意識して、新しいものを被るというのが主流でしたが、現在イギリスの学校では特にそれにたくさんの飾りを施し、コスチューム的に楽しむというのが流行りだそうです。

ボネット

鐵屋