「一週間」のうた!?

「一週間」のうた!?

先日、ある学校の興味深いニュースレターを見つけました。その学校は、毎週「Pictures of the week - 今週の写真」と題して、学校でのイベントや生徒の様子を数枚の写真に収めて保護者へ配信しています。先週は今まさに咲き乱れる黄色の菜の花畑を背景にした生徒達の笑顔や芝生の上で寝転びながら試験勉強!?する生徒達が生き生きと写っていました。

その中でも面白かったのは、生徒の描いた一枚の絵。この絵のタイトルがなんだかわかりますか?
spring_in_Britain

答えは「イギリスの春」。日曜日は夏のような日差しがでたと思ったら、火曜日はコートが必要な寒さと、一週間、さらには一日の中でも天気がめまぐるしく変わるイギリスの春をとてもよく表しているユーモアのある絵です。ご存知イギリス人が大好きな天気の話題はこの現象が起こるからこそ成り立っています。

ちなみに東京は6月5日より梅雨入り。湿気の多いなんとも首回りがべたつく季節の始まりです。小さい時に誰もが歌った一年中の歌(「おめでとう~1月」で始まる歌です!)によると、今は「さみだれの6月」、そして来月は「暑くなる7月」。留学時代、夏休みに日本に帰って来たばかりの時は、癖でよく天気の話から会話をすることがありましたが、10日連続真夏日が続いた日等は「暑いですね~」以外の言葉が出ず…イギリスの気まぐれな天気と共に滅多に当たらない天気予報も話題作りには悪くないなと思い直しました。

鐵屋