イギリスへ“帰ろう“

イギリスへ“帰ろう“

イギリスは、7/10(金)から日本を含むリスクが低い国(50か国)からの渡航者に対して、14日間の自己隔離を求めないこととなりました。つまり、コロナ前と何も変わらずに、イギリスに入国し、国内に滞在できることになります。

9月には14日間の自己隔離はなくなるのではないか、と噂はちらほら聞こえて来てはいましたが、まさかこんなに早いタイミングで解除されるとは。14日間の自己隔離があることを前提に、多くの留学生を抱えるボーディングスクールは9月から学校再開に向けて、自己隔離場所として学校の寮を開放することで対応しようとしていましたが、どうやらこの対応は必要なくなりそうです。ボーディングスクールの素早く適切な対応に感謝しつつ、いずれにしても留学生が9月に学校へ戻ることがかなり現実的になってきました。

このような素早い対応の理由は様々あるでしょうけれど、一つの理由として、イギリス人の「Holiday(休暇)」にかける想いがあるのではないか、とつい思ってしまいます。次の休みにどこへ行くか、何をするか、が何よりホットで大切な人々としては、夏休みにどこにも行けないなんて・・・海外から戻ったらいちいち2週間の自己隔離が必要なんて…耐えられないことでしょう。

一方。イギリスと同じ島国ながら、夏休みにかける想いが強くはない日本。海外から入国する際には空港でPCR検査を受けることを必須とし、検査結果が陰性であっても2週間の自己隔離を求めることは当分続きそうですね。今年の夏休みはおとなし~くSTAY HOMEになりそうです・・・。

後藤