コロナウイルスに翻弄される

コロナウイルスに翻弄される

話題が乏しい・・明るい話題を探すのが大変ですね。

 

渡邊オフィスは留学生全員が帰国し親元に戻ったことでまずはほっとしています。親御さんも同じお気持ちでしょう。イギリスと日本のどっちが危険かという問題ではなく、こういう時はやはり子供が目の前にいることが一番安心に繋がるはずです。ここ1か月あまりにものすごく多くの事が起こり振り回されたので、渡邊オフィスは今は後処理の山と戦っているところです。

 

イギリスの学校が閉鎖されるかどうかと言う時でした。ある親御さんに「渡邊さんの40年間のご経験からご意見を聞かせてください」と聞かれました。41年目に入ったところですが、こんなことは初めてです!日頃皆さんに「40年もやっていますから、ほとんどすべての問題に出会ってきました」と申し上げていたのですが、撤回します!!!コロナのようなものには出会いたくありませんが、まだまだ未経験のものってたくさんあるのだと思い知らされました。

 

とりあえず春休み。夏学期の渡英はほとんど見込みがない様子ですが、日本の学校と違い、日頃からインターネットを使っての授業や宿題を当たり前にしているイギリスの学校は学校閉鎖となるや否や、インターネット学習に素早く切り替えたので、夏学期の学習はしっかり確保されています。時差があるのが少しやり難いかもしれませんが、学校もそれなりに工夫しています。始業時からしっかり制服も着用し、パソコンの前に座ることを要求している学校もあり、学習態度もチェックするという徹底したやり方です。

 

夏の検定試験が廃止になった分、「日常の学習の成果が学校から試験委員会に送られそれが試験の点数になる」というイギリス史上初めての試みです。結果は8月に出る予定。今年の夏はいつもと違う緊張感を持って発表日を待ちたいと思います。

 

渡邊