サマースクール選び

サマースクール選び

桜が散って、日本では入学シーズンも終わり、もうあっという間に春本番です。ゴールデンウィークが終われば、夏休みはすぐそこですね。渡邊オフィスのサマースクールもお申込みが増えて参りました。

ほとんどのサマースクールは英語の授業と、スポーツや遊び等のアクティビティー、この2本柱が中心です。これに加えて更に英語以外の科目を勉強したり、スポーツは1種目だけに集中して取り組んだり、演劇やデザインなどのアート系の勉強をしたりと、他とは違う特徴のあるコースもあります。今年は英語以外の科目も勉強でき、授業時間が比較的多いアカデミックなコースが人気です。

私も幼稚園生の頃に数年米国に住んでいて、通いのサマースクールに参加した事がありますが、これはちょっと失敗をした思い出です。サマースクールの午後の時間は、同年代のお友達とスポーツ等ができて楽しかったのですが、午前中の授業ではどういう訳か、全く読めない設計図とたくさんの部品を渡され、お兄さんたち(おそらく中高生)に交じって何かを作らなければいけませんでした。あまりに難しく、自分が何を作っているのかよく分からなかったので、「つまらないから辞めたい」と母に申し出ました。ところが「苦手なものは克服しなければダメ!」と許してくれず、しぶしぶ最後まで通いました。そして最後になんとか完成させたのは文庫本程度のサイズの謎の黒い箱。。とりあえず持ち帰り母に見せると、彼女はそれを一瞥して「あら、良かったじゃない」と言ったきりでした。何年もあとに分かったのですが、そのサマースクールはMaking a speakerというコースで、私が組み立てたのは簡易的なスピーカーでした。実はコース名の意味を勘違いして「おしゃべりな人を作るコース」、つまり話し方教室だと思いこんで通わせたのだと母が白状したのは、私が高校生になってからでした。引っ込み思案だった私がもっと人前で喋れるように、と思っての事だそうです。いちいち全ての組み立て手順を英語で質問しなければいけなかったので、ある意味効果があったのでしょうか??

さて渡邊オフィスではお子さんにはどういったコースが最適かを、お子さんがどういう性格か、どういった事に興味があるか等をお伺いし、コース選択のお手伝いもさせていただいています。ただし、4月に入ると人気コースは満席になるものも出て参りますので、お早目のお申込みを!我が家もこのような手順で選んでいれば、もっと楽しいサマースクールだったかもしれません。

 

長須