福岡セミナー盛況でした

福岡セミナー盛況でした

今年4つめの「小中高校生のためのイギリス留学セミナー」が福岡で開催され、予想以上の盛況ぶりにそれまでの杞憂が吹っ飛びました。

今回は現地英語塾キャタルさんとの共催。当初予定していた会場では手狭となったため、広い教室の西新校へ急きょ会場を変更しました。明るく、大きな木のテーブルと椅子が温かみを感じさせる、素敵な教室です。キャタルさんからは慶應ニューヨーク学院の入試概要のレクチャー。渡邊オフィスはコンパクトにまとめたイギリス留学のレクチャーを行いました。参加者は2種類の味を楽しむことができた、ということになります!

キャタルの取締役でもある林さんのレクチャーはキャタルの徹底分析による入試攻略法の伝授。塾生以外へもここまでの情報を放出するとは、さすが合格率日本一の自信なのだと感心した次第です。

一方、渡邊オフィスは、渡邊のトークから始まりました。お集まりのお母様方には頻繁に頷く様子も多く見受けられ、大きく支持していただいたことが分かります。続いての私からのレクチャーは、4会場のうちで一番コンパクトにまとめた留学の実際の話です。教育システムや留学実行のノウハウの話は決してエキサイティングなものではありませんが、熱心に耳を傾けていただき、スピーカーにとってはとても語り甲斐のある受講者の皆様でした。ありがとうございました。プログラム中の一番のハイライトは、現在留学中の兄妹のインタビュー。冬休みで一時帰国中の二人が、自分の言葉で懸命に体験を語ってくれました。参加者からいただいたアンケートを見ても、最も印象に残ったコーナーだったようです。最後には会場からよい質問もいくつかいただき、アットホームな中にも親御さんの熱心な姿勢が感じ取られる、たいへん充実した時間だったと思います。ご参加の皆様にはこの機会に少しでもイギリスのボーディング・スクールにご興味をお持ちいただけたら、私どものミッション達成です。当日の様子をFacebookの写真でご覧くださいね。

慶應ニューヨーク学院とイギリス留学。海外での教育が共通点ですが、双方が目指している方向は180度といってよいほど違うかもしれません。慶應ニューヨーク学院は海外とはいえ、細かい受験のテクニックから受験勉強のノウハウまで、日本の受験と変わらない緻密な準備対策が必要です。また、海外大学への進学も可能ながら、ほとんどの生徒は帰国して慶應義塾大学への進学を目指しています。イギリスのボーディング・スクール留学の場合、個々の生徒で受験のプロセスや対策が異なります。また、どちらかというと大学進学は通過点という捉え方で、進学する国や専攻も未知のままの留学スタートとなります。「セットされて安定した近い将来」を目指すのか、「まずは基礎力を蓄えながら将来の可能性を探ること」を目指すのか。いずれの場合も、日本を飛び出す勇気と興味を持つことは子供たちの未来に明るい材料をもたらすはずです。

日帰りとなってしまった福岡。また近いうちに訪ねる機会を心待ちにしています。と、今年すべてのセミナーを終えて安堵しているところで・・・

 

Merry Christmas!

 

山岸