誕生日

誕生日

個人的な話で恐縮ですが、3月はわたしの誕生月です。現在の年齢はさておき(笑)、誕生日は、イギリスではクリスマス以上に大切にされるイベントであり、カードはもちろん、プレゼントやパーティー、そしてその「年齢」によってイベントの大きさが変わります。以下に主な例を挙げてみました:

 

1歳:どの国でも1歳の赤ちゃんの誕生日は特別なもの。イギリスも例外ではありません。

 

18歳:イギリスでは18歳が成人年齢となり、選挙権や飲酒などが認められます。時期としてはちょうど6th Formの後半になることが多く、留学生が友達のパーティーに誘われることも少なくありません。楽しい反面、Aレベルを控える大事な時期と重なることもあり、「羽目を外し過ぎない」ことが大切です!

 

21歳:実は1969年までは21歳が成人年齢でした。よってその名残から21歳の誕生日も比較的盛大に祝います。ただし18歳の時とは違い、ディナーパーティー等の少し大人っぽさを出した祝い方が主流だとか。

 

「Oh」歳:読んで字のごとく、「オー」=0がつく年齢=30、40等。30歳は20代の忙しさを振り返り、成長した自分にご褒美を。40歳は「若いときは一度だけ、でも心は子供のまま!」と盛大に。60歳はフルタイムの仕事人生から遊び人生への転換期。新しいアクティビティを取り入れたパーティーが流行っているそう。

 

誕生日は嫌い、なぜなら年を取りたくないからという人も、こんな祝い方をされたら誰でもいくつになっても誕生日が楽しみになること間違いなし。そして極めつけは100歳。なんと、誕生日の3週間前までに手続きをすれば、エリザベス女王からお祝いのメッセージを頂けるとか!!こんなイギリス人の「遊び心」をもっと日本にも取り入れられたらよいですね。

 

鐵屋