遅ればせながら新年のご挨拶

遅ればせながら新年のご挨拶

昨年に引き続き、コロナ禍での年越しとなってしまいましたが、皆様が穏やかな新年を迎えられたことを心よりお祈り申し上げます。

社会全体が息をひそめて過ごさなければいけなかった前年の年末年始とは違い、今回はコロナ前の過ごし方を少しずつ取り戻そうとする気配が感じられた気がします。ニューヨークのタイムズスクエアでのカウントダウンや日本各所の初詣の様子を見ると、「今年こそはコロナに打ち勝ちたい」と願う世界中の人々の想いがひしひしと伝わってきました。ロンドンでの新年を迎える花火は残念ながらやはり行われませんでしたが、多くの人々が新年を告げるビッグ・ベンの鐘の音を聞くために寒空の下に出ていたとのことです。イギリスでは日本ほど新年を盛大に祝う慣習はありませんが、それでも新年にかける期待の強さというのは同じなのだと思います。

日本では「一年の計は元旦にあり」ということで、気持ち新たに新年の抱負を立てる人が多くいますが、イギリスでも同様に’New year’s resolution’として新年の目標を立てる人は少なくありません。ここで使われている’resolution’には「解消するもの」「変えるもの」という意味合いがあり、’New year’s resolution’はニュアンスとしては「今ある自分の良くない習慣や癖を変える、より良い自分になる」という主旨の目標が立てられることが多いです。そのため、「ビッグになる」「車を買う」という目標というよりも「痩せる」「お酒を控える」「寝坊をしない」という目標が多く聞かれます(守れるかどうかはまた別のお話、という点に関して国境は無いようです…笑)。

渡邊オフィスの留学生たちもそれぞれに様々な目標を抱いて2022年を迎えたことと思います。彼らの今年の目標が無事達成される様、スタッフ一同サポートして参ります。

本年もよろしくお願いいたします!

小島