プラチナ・ジュビリー

プラチナ・ジュビリー

今年はエリザベス女王の在位70周年の記念すべき1年を祝う「プラチナ・ジュビリー」です。1年を通じて様々な行事が予定されていますが、中でも6/2(木)と6/3(金)は追加のバンクホリデー(祝日)が設けられ、週末を含めた4日間は国を挙げての様々なイベントが予定されています。

ボーディングスクールから届くお知らせの中で、ここ数日、この4日間をどうお祝いするか、のお知らせが勢いを増しています!ちょうど夏学期の中間休み期間も終わって生徒が学校にそろっている時期でもありますので、各学校で工夫を凝らし、例えば記念のランチやディナーが予定され親御さんも招待されていたり、青・赤・白のオリジナルマグカップが配られたり…とその内容はお祭りに近く楽しそうです。また、イギリス国内各地で予定されているイベントの中で、嬉しいことに、渡邊オフィスの留学生が学校の音楽隊の一人として選ばれ、生徒を通じてまるでイギリスに自分もいるような親近感を感じています。

イギリスと同じように君主を持つ日本では、今上天皇の御即位の儀式は記憶に新しいところです。当時、天皇陛下のご退任と皇太子殿下の御即位が同時に行われたのはおよそ200年ぶりということもあり、終始伝統を重んじて厳粛でありながらも新しい時代の幕開けを感じさせるものでした。イギリスのプラチナ・ジュビリーも史上初でありながら、厳かな空気とは少し違い、とにかく楽しく皆でエリザベス女王の在位70周年をお祝いしよう、という雰囲気が感じられます。さらにお祝いの一つとして、2009年に着工したロンドン中心部を駆け抜け東西を繋ぐエリザベスラインが5月24日にいよいよ開通します。お祝いに電車の開通なんて規模の違いを感じます。

こんな機会はまた何十年も起こりませんので、留学生には今年のイギリスの空気感や雰囲気を経験し有意義な時間を過ごしてほしいと思います!

後藤