Back to Blog Top

Remote Learning考察

29th May 2020

すっかり定着したこの言葉。 一昔前のITがまだまだ盛んではない時代にコロナウイルスが流行っていたら、私達は一体どうしていたのでしょうね。渡邊オフィスも日々在宅勤務を続ける中、ほんの少し前の「昔」がほとんど思い出せません。もっともこのボーダーレスの時代だからこそウイルスもボーダーレスに活動してしまったわけで、一長一短ではありますが。

 

いやいや「慣れ」というのは恐ろしい。パソコン慣れした今の子供はRemote Learningに対しての耐性ができているというか「当たり前」感です。それでも年少の子供達はまだまだ大人の助けが必要なのではないかと思っていましたが、親の方が英語が不得意だったりITの知識が乏しかったりで、サポートにならないという場面が多々見られます。

 

留学をしていると滅多に親が「授業参観」出来る機会がなく、子供達から聞くイギリスの授業内容、または渡邊オフィスからの説明で何となく日本のそれとは違うのであろうという想像の範囲をなかなか越えないのが実情です。それが家庭で、親の目の前で授業が行われ、実際に親がそれを「参観」出来るチャンスをRemote Learningは与えてくれました。ある親御さんが「びっくりしました。パソコンの画面を見ながら息子がとても楽しそうに学んでいるのです!歩いて5分のところにある日本の小学校は休校で何も出来ないにも関わらず、何千マイルも離れたイギリスからこんなに生き生きとした学びを得ているのです。」

いつの間にか身に付いた息子の英語力の高さ、そして何よりも授業に屈託なく参加し溶け込んでいる息子の姿を見て感動していらっしゃいました。

 

通常、季節の良いこの時期には、イギリスでは多くの受験が行われます。大学入試にあたる全国統一の検定試験はなんとすべてキャンセルで学校での日常点で大学の合否が決まるという異例の処置に決まりました。無試験ということです!今年留学を始める生徒のBoarding school の入試も同様で、本来であれば、受験校を見学訪問し、面接、試験の手順を踏むところ、現実に出来ないため、なんとSkypeやZoomを使っての面接、そしてバーチャルツアーと言うパソコンの画面で巡る学校ツアーが組まれています。いわゆる筆記試験がないことが吉と出るかどうかは一概に言えませんが、もしかしたら幸運を引き当てる生徒がいるのではないかと、この初めての取り組みに興味津々といったところです。

 

Remote Learningそしてビデオツールを通しての受験という仕組みでは、自分から意見を言える、パーフォーマンスの良さがますます勝敗の決め手となるに違いありません。

 

渡邊