Year 7がオフィスに集まりました
20th Jul 2018
先週のある午後、全国からYear 7が終わったばかりの小学生が渡邊オフィスに集合しました。12才~13才の男子7名、女子2名で、いずれも1年後にシニアスクール進学を控えています。この時期はどの子ども達も、あと1年を残すばかりになったプレップでの生活を100%謳歌しています。
毎年この学年のセッションでは「ほぐす」目的でいくつかのゲームを取り入れて遊びます。この学年のセッションを始めたのは恐らくもう10年以上も前なのですが、年月とともに子ども達の変化が見えてきました。かつてはどんな質問やテーマでも子ども達がもっと自由に発言してお喋りが飛び交っていたのに対し、最近はかなり引っ込み思案になり、意見を言う子が減ってきたように思います。人数、ムードメーカーがいるかどうか、などによっても微妙に空気は変わりますが、ゲームでほぐれたはずなのに、笑い声は出ても質問への答えは簡潔で一言、二言で終わってしまいます。この年齢ではまだ「ディスカッション」まで発展しないのかもしれませんが、本当は意見を言いたくてうずうずしている子もいたのではないかと思いますが、日本で見るような「とりあえず黙っておこう」の空気が流れていたように感じました。日本に帰ってくると戻ってしまうのでしょうか?いえいえ、来年は意地でももっと喋らせるぞ。
変化を感じたことがもう一つ。セッションの最後にグループワークで「無人島に1か月住むとしたら、何を持っていく?」という質問に10分で必須アイテム5つを考るというタスクです。例年、アーミーナイフ、ビニール、固形燃料など、サバイバルなグッズを挙げるのがパターンです。が、今年のグループの回答は、「ホテル建築マシーン」、「iPhone」、「WiFiルーター」、「船」と、もとよりサバイバルに挑戦する気がゼロな回答。(笑) 今どきの子ども達だなーとがっかりしながら目を移すと、5つめのアイテムには「ドラえもん」。やっぱり彼らは無邪気な子ども達でした!
今回の仲間とは3年後のYear 10のセッションでも会うことになります。みんな大きく変化してお互いをビックリさせ合ってほしいと期待しています。
山岸