Keeping in touch

Keeping in touch

先週のスマホに続き、ITのお話です。

渡邊オフィスには様々な世代のスタッフがいますが、留学していた頃は日本との連絡手段は電話と手紙のみという時期を経験している人が大多数です。Eメール、SNSが出てきてからは本当に連絡が楽になりましたね、私も今の留学生がとてもうらやましい時があります。

ただ留学中は手軽に家族と連絡できてしまう事で、あまり良くないこともあります。例えばLINEで愚痴をついつい少し大げさにお母さんに送ったら、現地の様子をよく知らない家族は、お子さんが学校で嫌な事ばかりなのではないか、と必要以上に心配してしまったり、等々。その点、お手紙なら送る前に見直したり、感情的になっていても書いているうちに冷静になれたりといったメリットがあります。

一方で、留学が終わり、卒業後はメールやSNSは良いことずくめだと思います。帰国しても、留学時代の友人と気軽にリアルタイムで連絡を取れます。

私の場合、イギリスから日本に戻り、その7~8年後にfacebookが登場しました。登録してすぐに日本の学生時代の友人達とつながりましたが、イギリスの友人たちは数年かけて一人、また一人と見つかる状態。連絡先を持っていない友人が多いのはもちろん、英語は同じ名前の方が多く、漢字がある日本と違い書き方もみんな同じなため、覚えている名前から検索をするのが難しい事も原因だと思います。そして残念ながら未だに連絡が取れない友人がたくさんいます。

ただ最近では更に時代が進んで、SNS上でのいじめ等も問題となっています。実際多くのSNSは年齢制限を設けています(例えばFacebookは12才以下の利用不可との事)。スマホと同様、便利なものは使い方次第ですね。

長須