華麗なる入学の舞台裏
20th Sep 2019
シャーロット王女が9月5日、兄が学んでいるロンドンの私立小学校トーマス・バタシー校に入学し、その日の夕方登校姿がケンジントンパレスからSNS上で投稿されました。シャーロット王女はジャストサイズの制服もお似合いで、キャサリン妃とともにファッションショーのランウェイを歩いているようでしたね!
かたや渡邊オフィスの新留学生に関しても入学当日の様子の報告が色々と入ってきます。採寸したはずなのに、一回り大きいサイズの制服、業者の都合で制服がまだできていない(!)から、入学の一週間前に頑張ってネームテープ縫い付けました!等々です。
業者の都合で制服が入学当日にもできていないなんてことがあるのは、イギリスでは日常茶飯事。日本の保護者の方々としては驚愕の事実だと思いますが、良く考えられているなと感心することも多々あります。例えばネームテープが一つの例です。ボーディングスクールでは、全ての衣服に、それこそ靴下の両方にまで、名前が一目瞭然の縦横1㎝×10㎝ぐらいのネームテープの縫い付けが必要です。下着や服のタグの裏にマジックペンで小さく書いた記名などはアウトです。これがまた気が遠くなる作業なのですが、、、なぜアイロンのネームシールは駄目なのでしょうか?と仰りたくなるお気持ちとても分かります。
でもよくよく考えてみると、アイロンシールだとイギリスの高温の乾燥機では日本よりも取れやすいでしょうし、気が付いて繕える親も学期中はそばにいません。またこれはご家庭それぞれとは思いますが、制服などは小さくなった時に後々チャリティーショップに持っていけるように取れた方がいいですよね?それに何十人、場合によっては数百人と寮生の生活の面倒を見て、洗濯管理する側からしてみれば、服をひっくり返してタグを見て、、と名前を探すのはとても大変でしょう。
でもやはり、親御さんは大変です!キャサリン妃はご自身で縫い付けられたのでしょうか?きっとテーラーが宮殿に来てシャーロット王女の採寸をし、丁度スタイル良く見えるように仕立ててくれるのでしょうね! Hope your sore fingers will heal soon!
縄田