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チャンス到来!ボーディングスクール来日に向けて

22nd Sep 2023

留学業界にも、コロナ禍のトンネルを抜けて戻ってきたものがあります。それは、イギリスのボーディングスクールの代表者が日本にやってくる、ということ。10月から半年ほどはそれが頻繁になる時期。学校の来日の目的は何だと思われますか?それは・・・

1.より多くの人に学校の存在と魅力を伝えること

.留学希望の子どもや家族に個別に会うこと

3. 日本のカルチャーを体感し、日本の理解を深めること

中でも「2.留学希望の子どもや家族に個別に会うこと」は留学希望の皆さんにとって大きなチャンス。代表の先生に詳しく学校のお話がうかがえるだけでなく、入学希望ならば日本で面談したことを有利にアピールできます。渡邊オフィスでは、来日校との面談を希望するご家族の募集を開始しました。詳しくはこちらよりお問合せください。

さて、渡邊オフィスは学校代表者が来日する際にまず連絡をいただくことが多く、その都度お会いして親交を深めています。ちなみに、このような来日は最近に始まったわけではなく、実は渡邊オフィス創業時の40年以上も前から行われていました。当時は英国大使館や駐日ブリティッシュ・カウンシルを通じて先方からコンタクトがあったものですが、やり取りはすべて手紙やテレックス(ご存知の方いますか?)といった手段に頼るのみで、約束はしたものの「本当に来るのかしら」と直前まで心配をしたものです。

今と同様、学校の来日中に適切な生徒がいれば、面談をしていただき、その結果で入学を決めた生徒達も大勢います。ただし、簡単に合格をいただいたわけではありません。その都度、代表の渡邊が苦労して先生方に訴えたのは、「英語力だけで生徒の力量を見ないでほしい」ということでした。昨今は、インターナショナルスクール育ちや、サマーコースや英語塾通いで高い英語力を持つ子どもも増えましたが、依然、平均すれば世界レベルでは下位の日本。英語力ばかりを見て生徒の伸びしろを見ないことがいかに短慮か、いかに日本が他のアジア圏の国と異なる考え、カルチャーを持ち、子ども達が学校へ貢献できる素養を持っているか、など、粘り強く先生方に伝えたのです。もちろん頭の固―い先生もいれば、すぐに興味と理解を示してくださった先生方もいました。こういった繰り返しの中で成果を少しずつ出してきたものの、日本に新出の学校群に対してはもちろんのこと、まだまだこのミッションは続ける必要があると感じています。

「現在の英語力はその子のすべてではない」のですから、自信をもって留学実現へ一歩進んでみませんか?チャンスです。

山岸