演技力
12th Oct 2018
ロンドンでショッピング、といったらまず筆頭に上がるのは「ハロッズ」。そして、このハロッズの子供版、といえば「ハムリーズ」。この英国発のハムリーズは、258年の歴史を誇る玩具店で、現在世界19カ国に展開。日本ではバンダイがフランチャイズ契約を結び、年末にかけて横浜と福岡でそれぞれ開業予定とのことです。
ハムリーズのすごさは、ただの「玩具売り場」ではないということ。各フロアはテーマパークのようになっており、実際にその玩具でどう遊ぶのかをデモンストレーションをしたり、使い方を教えてくれる「トイエンタテイナー」と呼ばれるスタッフが子供達を待っています。大人にとってみれば、ただでさえ子供の「買って―」のコントロールに必死なところ、そんな追い打ち行為はやめてとばかりに苦笑い。ただし、彼らの中にはパントマイムや一人芝居等をする「大道芸人」的な人も。そのクオリティの高さに、しばし私も足を止めて見てしまったこともあります。
イギリスの学校では、「Drama」と呼ばれる演劇の授業が9年生まではほぼ必修となります。逆に日本では一生習わない科目。大道芸人にならなくとも、人は様々な状況で「パフォーマンス」を強いられます。社会人になるとそれはよりビジネスシーンで求められてきます。留学生はよくプレゼンがうまい、自己表現力がある、とよく褒められますが、その根底には英語ができて自信がついただけでなく、日々の努力と練習が生きているのです!
日本のハムリーズのトイエンタテイナーに期待がかかります!
鐵屋