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継続は力なり

29th Jun 2018

蒸し暑い日が増え、沖縄は梅雨があけ着々と夏が近づいてきています。そして今年も夏の“お試し留学”サマースクールに挑む生徒さんたちの出発準備が大詰めとなってきました。

 

イギリスのサマースクールには世界中の様々な国の生徒たちが英語を学ぶために集まるので、英語の勉強の第一歩としてはうってつけ。しかし概ね2~4週間と短期間なので、もちろん参加しただけで急に英語力が上がるという訳ではありません。重要なのは「楽しかった、また行きたい!」「今まで日本で勉強してきた言葉が通じた、もっともっと勉強したい!」などとお子さんのやる気を引き出し、帰国後は更に英語の勉強を頑張るきっかけになる事です。

 

そして良い結果につなげるためには、現地滞在中の短く貴重な時間を最大限有効に使う事。つまり英語を使うことです。日本語を使わないようにするのはもちろん、一人で過ごす時間は極力ゼロに。日本でもできる事はしないと意識して、世界のお友達といろんな話をすることがサマースクールで成功するコツです。

 

最初は英語が分からないのは当たり前なので気にしてはいけません。私の友人は大人になってから初めて海外に住み、そこで多国籍の奥様が集うランチ会に定期的に参加しなくてはいけませんでした。彼女はつたない英語と、レストランに置いてある紙ナプキンに発音できない単語や絵を書き、身振り手振りも駆使して一生懸命会話に加わりました。そうすると2回目からは他のメンバー全員が紙ナプキンを彼女に渡してくれて「今日も楽しくお話しましょう」と言ってもらえたそうです。そして回を重ねるごとに使う紙ナプキンの数が減り、ついに必要なくなった時にリーダーの奥様がお祝いにと紙ナプキンが出て来ない少し高級なレストランでのランチ会を企画して下さったとの事。これで帰国後も勉強を続けていれば完璧なお手本だったのですが。何もせずに数年たちすっかり英語も鈍り、海外旅行の前には「怖い怖い」と言っている始末です。あの社交性と積極性は一体どこにいってしまったのやら…

 

短期留学生の皆さんはこのようなもったいない事にならないよう、帰国後もしっかりと英語の勉強を続けて下さいね!

 

長須