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スポーツ大国

30th Sep 2016

リオのオリンピック、パラリンピックが幕を閉じました。

多くの皆さんは日本選手の大活躍をテレビ、インターネットでご覧になり、熱い声援を送られたことでしょう。日本のメダルの数は大国のアメリカや中国に不遜のない大快挙です。

ではイギリスはどうかと見てみると、これがなんと第2位‼この結果に驚かれた方もいたのではないでしょうか。もちろん日本のメディアは日本の選手が活躍する場面を追いますから、どうしても他の国が主体になっているスポーツへの日本での露出度には限りがありますから、日本ではイギリス選手の活躍はあまり報道されません。人口の数からしても日本よりかなり少ないイギリスでなぜこんなにメダルが取れるの?

実はイギリスは多くの現代スポーツの発祥の地なのです。サッカー、ラグビー、ゴルフ、テニスを筆頭にクリケット、ホッケー、バドミントン、スカッシュ、カーリング、ポロ、卓球、水球、クレー射撃、乗馬など切りがありません。現代テニスの試合がはじめて行われたのはご存じのウインブルドン、F1もシルバーストンが最初の開催地です。隠れたスポーツ大国と言えるかもしれません。

このバラエティに富んだスポーツが一番反映されているのが、ボーディングスクールです。特に一年中「緑」を保つ芝の上の競技はお手の物。メジャーと称されるラグビー、サッカー、ホッケー、クリケットを筆頭にあらゆるスポーツが出来る施設が整っていてスポーツ好きの子達は若いエネルギーを日々の汗に変えています。留学2年位経つと、肩周りがかなり逞しくなった男子が続々と現れます。日本と違うことは、「朝練、夕練」なし、勝ち負けは大事ではあるものの、「必勝・根性」とは無縁なのがイギリス的。日本でハードな体育系の練習を期待していた子には物足りないかもしれませんが、スポーツは楽しむものであるイギリスに行き、その面白さに目覚めた子達もたくさんいます。

それにしてもメダルの数はスゴイですね!いつ練習しているのでしょう。

 

渡邊