Back to Blog Top

パッキング

21st Aug 2015

そろそろ、親も子も、渡英に向けてソワソワしてくる頃でしょうか。2ヶ月程ある夏休みは、お買い物に行ったり、お土産を買ったりと、持ち物が増える季節だと思います。重量オーバーになることなくスーツケースにすべて入るのか?これもまた帰国が迫ると生まれる不安ですね。

ここで皆さんに質問をひとつ。パッキングはどなたが行っていますか?留学年数にもよると思われます、シニアスクールのお子さんは自分で荷造りをしていることを願います・・!ですので、プレップスクールのお子さんに焦点を当ててお話したいと思います。

留学当初はお母さまが持ち物を揃え、スーツケースに隙間なく詰めていたご家庭が

多かったでしょう。送り出す身としては、これから何ヶ月も会うことがないので、渡英準備のお手伝いだけでもしてあげたい親心が芽生えます。初心者のお子さんには、たたみ方や詰め方のテクニックを伝授していただくとよいですが、親がほとんどの作業をしてしまうと自分が何を持っていくのかを把握できず、寮生活を直に経験しているからこそ知る必需品を忘れたり、必要のないものを持っていくのかを把握できず、限られるスペースを有効に使えなかったりします。ご存知のように、寮部屋の各自のスペースも限られています。また、忘れ物を郵送で送るとなると、関税などで費用がかさみ、確実に届く保証もありません。それ以上に、自分で自分の持ち物を管理できることは整理整頓の能力につながるという大きな理由もあります。

例えば、ある程度学校生活に慣れてきたら、お子さん自身に「買い物リスト」や「持ち物チェックリスト」を書き出させた後に親が確認し、学校が定める持ち込み禁止のものは持たせない。ちなみに、貴重品や高価な衣服などを持ち込まないよう学校は指導しています。「持っている」と「持っていく」には大きな違いがあります。お子さん自身が、学校地域の天候を考慮しながら、またはスーツケースのスペースを見ながら「これ必要かな?」と判断する。国が違えば親も分からないだろうと、「みんな持ってくるんだよ!」とお子さんに迫られる親御さんもいるかもしれません。そういう場合には判断がつきませんので、ご遠慮なく渡邊オフィスにご連絡ください。

矢部