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ハラスメントの使い方

26th Jan 2024

いつ頃からこの言葉が当たり前のように日本で使われるようになったのでしょう。そんなに前のことではないですよね。日本の外来語の特徴は、日本で受け入れられるや否や、スゴイ勢いで我々の生活に入り込みます。そしてこれまた特有の短くした日本語モドキに見事に変化していきます。パワハラ、セクハラ、モラハラ、アカハラ等々。これすべて厳禁。このすべては「人を不快にさせる」ということですからもちろんやっていいことではありませんが、段々ちょっとしたことでもハラスメントと認定し、何でもかんでもハラスメントと決め込んでしまっているような気がします。人間社会で暮らしている上で、日々まったく不快なことに出会わないことって果たしてあり得るのでしょうか? それにハラスメントというのはする人あるいは受ける人の感じ方でも異なると思いますし、その意図がなくても結果そのように取られるということもあるでしょう。よしんば不快度ゼロの世の中が出来たとします。つまり親も怒らない、上司も命令しない、男性も女性に色目を使わない?(笑) これでやっていけるのかしら?現実にあり得る?

そう言えば、英語でハラスメントという言葉を使ったことがありません!辞書によると、「意図的な嫌がらせや脅迫」と書かれているものがありました。どうも「意図的」と言う所がキーのようで、日本のようにちょっとしたことでハラスメントと言う言葉は使いません。

今日本では何かというとハラスメントという一つの流行語になっていますが、かなりネガティブな怖い言葉だと思います。逆にイギリスで良く出てくる言葉はKind。どこの学校でも子供達にBe kindということをまず教えます。どうせ外来語を流行らせるのなら、こっちのポジティブな言葉にしませんか? そうしたら「いじめ」もなくなるんじゃないかと思います。

渡邊