イギリス・ボーディングスクールで導入が始まった“Yondr Pouch”とは!?
6th Sep 2024
2024-2025年度の新学期が始まりました!
果たしてどんな1年になるのか、ドキドキ&ワクワクしています。
そんな中、今年2月にイギリス政府が子供への影響を鑑みて学校でのスマートフォン・携帯電話の使用について、最小限にすべきという指針を出したことにより、学校が例年になく、学校での使い方のルールを厳しくしており、あの手この手でいかに生徒とスマートフォンを離すか、手を焼いています。そんな中、最近、スマートフォンの使用制限という文脈でイギリスで注目されているのが“Yondr Pouch”というアイテムです。
元々ライブ会場等で、撮影や録音を禁止するためにアメリカで開発されたもので、お財布のがま口、のような構造をしています。例えばライブ会場の入り口でこのポーチが配布され、このポーチの中にスマートフォンを入れて会場に入ると、がま口部分が「遠隔操作で」「自動的に」ロックされ、観客は自由にスマートフォンに取り出したり触れたりすることが出来なくなります。それにより、主催者は観客のスマートフォンを預かるという手間やリスクを抱えずに録画や録音を制限でき、観客は手元にスマホを持ちつつもライブに「集中する」ことが出来ます。
この“Yondr Pouch”の使用がいつの間にか応用され、アメリカの学校での使用が始まりました。通いの生徒が学校に着くと、このポーチにスマートフォンを入れ、先生が持つ専用のリモコンを使い、このポーチのカギを閉じる。そうしますと、先生か開錠するまで、生徒はスマートフォを使う事なく学業に集中できる、というものです。先生にとってはスマートフォンを預かる手間もなくなかなか良いポーチですよね!導入する学校もどんどん増えるかもしれませんね。
後藤