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人材の有効利用

14th Nov 2025

日本の学校に行っていた時は、担任や教科の先生たちが色々な部活動の顧問をされていたことに何にも疑問を持ちませんでした。テニスをやったことがない先生がテニス部の顧問だったり・・というのも珍しくありません。熱血先生もやる気のない先生もいましたが、あえてそこに違和感もなし。たぶんそういうもんだという思考だったのだと思います。

昨今、新聞やメディアで富に学校の先生が多忙過ぎて疲弊している、あるいは先生に成り手が不足していると報じていますね。放課後にテストの採点、翌日の授業の用意、学生指導と諸々を抱える先生はなるほどかなりのオーバーワークになる可能性があるので人気がない?

ではイギリスの先生の仕事はどうでしょう。実は、イギリスの学校はめったに勉強を教える先生が部活動に関与していないのです。スポーツを含む多くの部活動。ボーディングスクールともなれば、50種類を越え数があります。これらを指導したり、サポートしているのは、外部から招いたプロまたはプロに近いアマチュア、OB/OGの方達です。少なくとも、テニスをしたことがない人がテニス部の世話はしません。普通に考えたら、50個以上のアクティビティにいちいち教科の先生が関与していたら部活は回らないし、先生方も悲鳴を上げることでしょう。

日本でも特にスポーツ分野ではすべての選手が第一線で活躍するわけにはいかず、いつかはリタイアもします。このような方達に十分な仕事はあるのでしょうか?せっかくある程度のスキルとノウハウを身に着けた方達なので、もったいない。そういう方を学校の部活にお願いしたらどうでしょう。人材の効果的な使い方だと思います。まあコストの問題がありますから、外野としてはそれ以上は言えませんが、最近この風潮がポツポツ出てきているようです。これはAIがするより人間の方がいいと思いますし、世の中の仕事も増やし、尚且つ子供達にとってもプロが介入する方がメリットが高いのではないでしょうか。

多数の反論が襲ってきそうな素人の考えかもしれませんが、外国でできて、日本ではできない? 一考の価値はあると思います。

渡邊