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キャリアウィークがやってきました

13th Mar 2026

3月2日〜7日は、イギリスでは毎年恒例の「キャリアウィーク」。全国の子どもたちに“将来どんな仕事があるのか”を早い段階から知ってもらおうと、教育機関や企業が一緒になって取り組む一週間のことです。渡邊オフィスの留学生が学ぶボーディングスクールの中には、本気度MAXでYear12・Year13(日本の高2・高3)向けに豪華すぎるプログラムを用意する学校もあり、これが本当にすごい!

例えば…

  • 外交官、医師、ヨットブローカー、衣装デザイナー、F1エンジニア、マーケター、弁護士、会計士、インテリアデザイナー、不動産のプロ、テック企業の創業者、テレビ番組ディレクター等々、なんと総勢90名以上の専門家が学校に集合し、それぞれの職業を紹介。
  • 卒業生たちがインターン獲得、就活についてリアルな体験談を披露。
  • 金融・不動産業界で働く卒業生が採用や応募戦略をアドバイス。
  • 履歴書の書き方やLinkedInの使い方講座。

日本で「進路相談」といえば、ほぼ“大学受験の話”。でもイギリスでは、その先の“職業”まで含めて考えるのが当たり前。というのも、そもそもイギリスでは“大学生になったら社会人”とみなされているからです。一方、日本では大学生を“学生さん”と独特の呼び方をするように、社会人になるのは大学を終えてから、というのが常識。ゆえに日本の学生は大学に入ってから慌てて職業を考え、就活を始めるわけですが、ここにイギリスとの大きなギャップが存在します。イギリスの16〜18歳にとっては、社会に出るのはたったの1~2年後。職業について当然考え始めているこの時期に、このように多様でリアルな情報にアクセスできるのは、ボーディングスクールだからこそ提供できる貴重な機会だと感心しました。

この豪華な取り組みを実施した学校は、「キャリアは一つの道に限らない」というメッセージを強く打ち出していました。まずは興味を持つこと。そして実際に働く人に質問してみること。実は、渡邊オフィスの留学生に話を聞くと、「親の仕事をよく知らない」「話したことがない」という答えが意外なほど多いのです。でも、子どもにとって一番身近な“社会人”は親。まずは、なぜ今の仕事にたどり着いたのかを、お子さんに話してみることが、キャリア教育の第一歩なのかもしれません。

山岸