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ロイヤルウェディング

25th May 2018

5月19日、抜けるような青空の下、ハリー王子とメーガンマークルさんの結婚式が行われました。

テレビの中継だけでなく、多くのメディアで取り上げられ、翌日の新聞一面に載ったお二人の写真をご覧になった方も大勢いらっしゃることと思います。そんな私は、聖堂にセレブリティが集まり出し、式を挙げ、馬車でのパレードを終えるまで、、、気付けば最初から最後まで観てしまいました!

 

メーガンさんが一人堂々と聖堂に入場、バージンロードはチャールズ皇太子と共に歩き、ゴスペル隊による「スタンドバイミー」の熱唱、アフリカ系アメリカ人カリー主教による熱くジョークを交えた14分を超える説教(しかも原稿は紙ではなくiPadに書かれていた!)、、、違う文化を積極的に取り入れたり、新しいテクノロジーを迷うことなく使う英国王室の心の広さを強く感じるものでした。

 

印象深かったのは、ハリー王子がEton卒業後に入学したSandhurst(英国における陸軍の士官養成機関)時代の同士や、アフガニスタン等での戦争を共に経験した上司や戦友達がパレードの騎馬隊として参加していたこと。これまで多少やんちゃだったハリー王子にとって、彼らが「大人」への花道をこうして築いてくれたことはとても感慨深かったに違いありません。

 

さて、今回の結婚はアフリカ系アメリカ人が皇室に嫁ぐということで、式の前は結婚に批判的なイギリス人も大勢いました。しかし蓋を開けて見れば、集まった人々の数は10万人、メディアも「王室に新風」と大盛り上がりでした。イギリス人の天邪鬼っぷりは健在だなぁと感じた結婚式でもありましたが、何はともあれ素晴らしい結婚式でした!

 

後藤