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今からが本番。9月からのイギリス留学

9th Feb 2018

例年のごとく今年の大学センター試験は雪に見舞われ、さらには東京の私立中学の入試日にも積雪。毎年のことながら受験生の皆さんはヒヤヒヤしたことでしょう。それにしても悪天候の確率が高いこの時期の入試、天候が安定した季節にずらせばよいのにと、ニュースを見る度に思うのは私だけでしょうか。

一方、入試の実施時期変更は叶わないようですが、大学入試そのものは大きく変化しようとしています。ご存知のように2020年度からセンター試験が「大学入学共通テスト」に変わります。画期的だと思うのは、英語については共通テストと並行して外部団体の英語検定試験の結果も見てもらえるということです。文科省の意向としては試行期間の後、テストは廃止して外部団体の英語検定の結果のみとすることを目指しているとのこと。どの検定試験が採用されるかは審議中とのことですが、イギリスの権威あるケンブリッジ英検や、イギリスの大学入試に必須のIELTSもしっかり参加申込みをしています。いずれもイギリスの留学生にはお馴染みの試験ですが、日本にいながら高い得点を出すのは困難ですよね。

中学入試も同様に、大きな変化を見せています。入試科目に英語が加わる時代を迎えているのです。しかも、かなり急ピッチで!社会、理科と並んで選択科目として導入した学校も含めると、今年は首都圏と近畿圏の約3割の私立中学が(帰国生枠ではない一般入試に)英語を導入したとの、ある数字にビックリ。去年は確かその半分もなかったはず。まだ小学校での英語教育が確立されていないこの時期に、そんなに英語に比重を置いてよいのでしょうか。そもそも、小学生のあいだにどうやって英語力をつけるのでしょうか?

渡邊オフィスは、何年も前から英語力を身に着けるためのソリューションを提案しています。そうです、留学です。小、中、高校の間に1年間イギリスのボーディング・スクールに行けば、たいていの入試問題は怖くないはず。最近、渡邊オフィスへお問い合わせをいただく中で、入試対策として留学を思い立ったという人が増えているのも事実です。

留学経験者は言うでしょう。「留学は英語だけじゃないよ」。その通りです。ただ、今この日本にいる子どもにとって留学の動機が英語克服だとしても、それは悪いこととは言えません。きかっけは何であれ、いざ海外へ行けば日本の受験なんか吹き飛ぶほどに忙しく充実した日々を過ごすことになるのですから。

イギリスのボーディング・スクールは9月が新学年のはじまり。1年留学をしたい人も、まだまだ間に合います。イギリスは出願期間などが統一されていないので、これからが本番と思ってください。英語不安を解消したい方、ご相談をお待ちしています。

 

山岸