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地下鉄

15th Dec 2017

先日イギリスからのお客様と一緒に地下鉄に乗りました。

彼から出た言葉は、とにかく東京の地下鉄は難しい!それもそのはず。日本人の私でさえも、正直言って難しいです。大手町駅のようにたくさん出口があったり、新宿駅のようにたくさんの路線が相互乗り入れてしていたりと複雑怪奇です。

また相互乗り入れがあるゆえに、正確で細かい時刻表が必要となります。日本人の気質にあっているといえば、そうですが、数分遅れただけで流れる謝罪のアナウンスを聞いていると、窮屈だなぁと感じるのは私だけではないはずです。

 

一方でイギリス(ロンドン)の地下鉄はシンプル。1駅1路線という駅も多く、相互乗り入れもありません。従って、何か事故があった場合もその路線にだけ影響が出て、他の路線は通常通り運転することができます。さらに、私が在英中、驚いたことのひとつ、時刻表がありません。時間帯によって、大体何分ごとに電車が来るかだけが表記されたものが掲示され、さらに電光掲示板には運行状況が表示されています。

また現在、通称エリザベスライン(クロスレール)という新たな路線を建設中です。来年2018年には開通予定のエリザベスラインはヒースロー空港から主なロンドン市内の駅を繋ぐ予定で、ますます空港から市内へのアクセスが良くなりそうです。渡邊オフィスの留学生の場合、空港送迎はタクシーかガーディアンが行いますので、この地下鉄を利用することはありませんが、進学した大学がロンドン市内であれば、かなり便利な移動手段と言えます。

 

日本では山手線に新駅を建設中というくらいで、路線を新たに作る計画は今のところなさそうです。東京オリンピックに向け、観光客も増えるはずですので、これ以上、複雑な路線・時刻表になることは、避けたいところです。

 

後藤