イースターと言えば
26th Feb 2016
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日本でも第二のクリスマス的存在となりつつあるイースター。
もみの木の代わりに卵、クリスマスケーキの代わりはチョコレートといったところでしょうか。残念ながら日本にはそのお祭り的要素のみ輸入されてしまい、本来なんのお祝いだったのかが忘れられがちです。
イースターは特に復活日当日よりその日までの期間が重要です。復活日までの46日間、キリストが断食をしたことからこの期間は受難節と呼ばれ、その間イギリス人はよく自分の一番好きな食べ物や趣味等を我慢する事で、キリストの苦悩を理解するという習慣があります。私もボーディングスクール時代はよく同級生と大好きなチョコレートをがまんしましたが、持って一週間でした(笑)
この時期にのみ、イギリスでしか出会えない、私の大好物があります。「Hot Cross Buns」といって、レーズン等のドライフルーツとスパイスが入ったイギリスの菓子パンです。特徴的なのはスパイシーな味と、パンの上に大きく十字の模様がかたどられている事。この時期の日曜日のTeaの時間にガーディアンさん宅で初めて食べ、それ以来やみつきになりました。学校で食べるよりもドライフルーツ等がふんだんに入ったちょっと「上品」なバージョンは、当時試験勉強に追われていた焦る気持ちを贅沢な気分にしてくれる私のラッキーフードでした。
ちなみにこれを書きながらちょうどロンドン出張に行っていた夫に早速連絡。帰国前日に、某スーパーで買って来てもらいました!!数年ぶりのHot Cross Bunsは彼の手荷物のなかで半分ほどの厚さになっていましたが(涙)、大粒レーズンの甘みとシナモン&クローブのスパイスの匂いが当時のことを思い出させてくれました。
鐵屋
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