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シャーロット王女とファーストネームについて

22nd May 2015

今月イギリス王室に新しいプリンセス、シャーロット王女がご誕生し、おめでたいニュースに渡邊オフィス内でもしばらく話題にのぼっていました。

さてプリンセスのお名前はCharlotte Elizabeth Dianaに決まりましたが、発表前から予想合戦が過熱するなどでニュースを賑わせていましたね。イギリスでは賭け事が合法で、スポーツの結果予想などが一般的ですが、今回の王女様の名づけのように、世間で話題になるあらゆるものが賭けの対象になります。

しかし名づけの予想と言われても、日本人の感覚からすると、ありとあらゆる名前の中からどれに決まるかなんて、当てるのはとても難しいように感じませんか?実際に難しいのですが、それでもCharlotteと予想した人は多かったようです。また、賭けていたかは定かではありませんが、ミドルネームも含めて全て予想が当たった人もいた(!)というニュースもちらほらと見かけます。

こういった予想が成立するのは、英語の人名が日本に比べて比較的少ないからではないでしょうか。具体的な数は分かりませんが、イギリスにいると知り合いに、女性ならElizabethやAnne、男性ならJohnやGeorge等、同じお名前の方が複数人いことはよくあります。歴代の王様でも○○二世、三世と同じ名前の人が多いのもこの表れでしょう。親や祖父母と同じ名前の人もいらっしゃいます。日本で言うと漢字を一字もらう感覚に似ているのかもしれません。ちなみにミドルネームは王室以外の一般人でも持っていますが、普通は1つだけで、あまり名前が多いと書類の記入や、データ登録の際に不便なようです。

 

長須