もう一つの‘有名校’
25th Feb 2011
ご存知のように英国民は、ロイヤルファミリーのゴシップが大好き。ロイヤルウエディングと称されるウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式は久々に明るい話題です。渡邊オフィスのブログでこの話題はどうかな?とも思いますが、ロイヤルファミリーと英国のパブリックスクールの関係は切っても切れません。渡邊オフィスの留学生が在校している学校の中にもロイヤルファミリーのメンバーが行かれた学校が多数あり、メンバーのどなたかが同級生だったと留学生も珍しくありません。さてこのケイトさんの出身校ですが、Marlborough Collegeというスタイリッシュなパブリックスクールです。現在は受験システムが緩和されましたが、少し前まで登録することも大変な学校でした。10年後の入学のためにウェイティングリストに登録するという超人気校で、ウイリアムモリスなどの才能豊かな卒業生を多く輩出しています。ケイトさんの出現で益々人気が高まることでしょう。 ウィリアム王子は、13歳で入るシニアスクールの選定をめぐり、多くの学校が候補として騒がれましたが、結局Eton Collegeに決まり、そこからケイトさんと出合ったSt. Andrew’s大学へ進学したわけですが、当時多くの同年代の英国女子の間でSt. Andrew’s 大学を目指す真剣な目的になった・・は冗談の範囲を超えていました!
ゴシップはこのくらいにしまして・・・ 今年は復活祭の日が例年よりかなり遅く4月24日(日)。その為にどこの学校でも春休みの日程が大幅に変わりました。その上、ロイヤルウェディングが4月29日と決まったので、学校により対応が様々。この晴れのシーンを家族で味わうべく(?)5月まで新学期が始まらない学校、学校は始まるがその日は特別授業なしで祝うなどなど。日本の5月の連休と重なり、航空券の予約に影響がないか・・・というのが我々の心配ですが、現役の留学生達にとっては、リアルタイムで観られる一遇のチャンスになることでしょう。
全世界から貴賓が集まるこのイベントが英国にもたらす経済効果は大きいはず。日本でも皇太子夫妻が参列するのか、秋篠宮夫妻なのかとメディアが騒いでいるようですね。
渡邊和子