新年のご挨拶ナウ

突然ですが、年賀状、皆さん今年は何枚送られましたでしょうか？

元旦に郵便受けを見てびっくり。これまでは数十枚のはがきが束ねられてポストに入っていたはずが、ここ数年その数は激減し、今年はなんと20枚もありませんでした。それもそのはず。私自身も今年書いた年賀状は20枚弱。返事が減って当たり前です。そしてこの現象は今、日本全国で起こっているのではないでしょうか。

変化は日本だけではありません。コロナ前までは毎年40枚以上、壁に貼り切れないほどの数のクリスマスカードがイギリスの学校から届いていましたが、今年はなんとついに2枚。ほとんど全ての学校がカードを電子化してしまいました。

昨今の郵便料金や資源等を考えてもカードの電子化は合理的であるものの、少し寂しい気持ちにもなります。ただし電子化することでよりパーソナルなメッセージを季節の挨拶という名目の元、より多くの人たちに、より気楽に送れるようになったメリットは大きいと思います。そしてそこから新たな繋がりが生まれることも多く、これは従来の郵便のやりとりでは起こらなかったため、現代に合った挨拶の仕方ができ始めていることを感じます。また今年は様々な学校から新年早々にたくさんのメッセージをいただきました。いつもならクリスマスのご挨拶のみのところ、悲しくも元旦に日本で起きた地震を想っての心温まるメッセージは美しいカード以上に嬉しいものがありました。

2024年、今年で渡邊オフィスは創業45年となります。引き続き留学生の皆様とそのご家族が常に安心・安全を感じられる留学生活のサポートを担うべく、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

鐵屋