改めて見るハリーポッター
22nd Dec 2023
早いもので12月、今年最後のブログです。振り返ってみれば、コロナが明けたと同時に、渡邊オフィススタッフは久しぶりのイギリス学校訪問をすることが出来、感覚を取り戻す…のも束の間、逆に、各学校が怒涛のように来日。東京でも数多くの学校とお話をして…と、様々あった2023年でした。
久しぶりにイギリスへ行く緊張感漂う飛行機の中、渡邊オフィス入社後初めてこれまた久しぶりにハリーポッター第1作を見ました。ハリーポッターの舞台であるホグワーツは私たちが専門とするイギリスのボーティングスクールから「魔法」を取った学校そのものです。例えば、皆さんご存知と思うのですが、全寮生の(寄宿)学校であること、寮は4つあり、1度決まったら途中で寮が変わることはないこと、寮対抗で「ポイント」を稼ぎ・競い学期末により多くのポイントを獲得した寮が表彰されること、寮には生徒の部屋のほかにコモンルーム=皆が集う部屋があること、寮は縦割りで最上級生の一人が監督生となりその寮を取りまとめること…など、「寮」という観点だけから見ても、ほとんど私たちの知るボーディングスクールそのものです。それゆえに、改めて見るハリーポッターは「そうそう!」と思うことが多く知っている話ながら違った楽しみがありました。
そんな中、違和感があったことといえば、冬休みを迎えクリスマスツリーが飾られた学校に、ハリーとロンが学校(寮)に残り、ハーマイオニーが「自宅に帰るね」と二人に挨拶して去っていくところ。ハリーは家に帰りたくない、ロンは親が旅行に行っているから帰れないという設定でしたが、現実のボーディングスクールではこの選択肢自体がありません。冬休み中、学校はしっかりと閉じ、生徒は家族のもとへ戻ります。生徒が学校に残るなら、学校の先生・スタッフも残らなければいけなくなり家族と過ごせないクリスマスになると思いつつ、あれホグワーツは魔法で管理出来るからそんなに先生が残らなくていいのか、とついつい現実的ことを考えてしまいました。
…というわけで、魔法のない学校に通う渡邊オフィスの生徒全員が帰国し家族のもとに戻りました。すっかり寒くなった日本で、大いに食べ遊び充実した時間を過ごしてほしいと思います!
渡邊オフィスは2023年12月27日~2024年1月4日が冬季休業です。
今年も一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
Merry Christmas and a Happy New Year!
後藤