夏だ！クリケットだ！

夏学期のボーディングスクールの定番、クリケットのシーズンがやってきました。

 クリケットと言えば、昨年末のニュースで2028年ロサンゼルスオリンピックの追加競技として、なんと！1900年パリ大会以来128年ぶりに選ばれました。

日本での「クリケット」への馴染はかなり薄い印象だと思います。それもそのはず、世界での競技人口は3億人以上に対して、日本での競技人口は約4,000人。日本のサッカー競技人口が約300万人、野球が約100万人と言われているとすると圧倒的な差です。

イギリスでのクリケットの競技人口は約20万人、４～９月がオンシーズンです。イギリスのボーディングスクール、プレップ・シニア共々の夏学期の定番であり、例年Eton vs Harrowのクリケットの試合は大いに注目されています。（ここ3年はHarrowが連勝中です！）この様子から伺えるように、クリケットは比較的「男子」のスポーツという印象でした。しかしながら、ここ最近は女子もクリケットをする時代になりました。特に男女共学のプレップスクールでは、女子のクリケットチームが編成されています。ただのお試しの体験としてやるわけではなく、自分自身のクリケットバット等道具も揃えての本格的なもので、そこでは渡邊オフィスの生徒も活躍中です。男女の差を減らそうとするイギリスらしく、すでに女子のクリケット英国代表選手もおります。

日英を問わず、スポーツでも、どんどん男女の壁がなくなっていく世界を実感する今日この頃です。

後藤