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為替の影響?

23rd Aug 2024

久々にイギリスおよびヨーロッパを数日旅して、コロナ前との違いをそこここで感じました。

昨今日本そのものが世界中の旅の人気スポットとしての評判が高くなってきたのだとは思いますが、今や日本のどこに行ってもアジア人、特に中国系の観光客集団に圧倒されることが多く、中国語が氾濫している光景に言わばこちらの目が慣れてきていました。ところがイギリスやヨーロッパではまったく反対の現象を見たような気がします。街中で中国語が聞こえないのです!そして日本人の観光客に出会う確率もかなり減りました。 これは円安の影響が顕著に出ているというだけの理由なのでしょうか?そう言えば、日本との行き帰りの機内も以前のように日本人で占められておらず、外国人の比率が断然高い。片や観光客の違いとは裏腹にイギリス留学の一旦を担うサマーコースを見てみると、今度は圧倒的に中国系の占める割合が多く、この中国系の人達の選択差をどのように捉えたらよいのか・・・気楽に安くホリデイを楽しめるのは日本、物価高でも子供の教育はイギリスでという割り切り方なのか、答えが出ません。

為替レートとしては日々数字は追っているので、このところの円安には苦々しく思っていましたが、この旅で現実を見せられたような気がします。 そして1ポンド200円を超えていたレートがいきなり186円と下がりました。長年あらゆるレートに接していますが、こんなに短期に変化したのは稀だと思います。イギリス留学をしているお子さんをお持ちのご家庭は9月に新学期が始まるためにもう学費の支払いを迫られているはずで、丁度タイミングよく円高になり渡邊オフィスとしては少しホッといたしました。日本と外国の物価の差が少しでも埋まるように、イギリス留学が「高値」の花ではなく、多くの日本の子供達が経験出来るように為替レートもこの先円高が続くことを願っています。

渡邊