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世界規模の選択肢

13th Jun 2025

最近富に日本は観光国として注目され世界中からあらゆる民族が日本を訪れています。日本はその独特な文化で人気があるようですが、先日あるメディアで中国から来た家族の旅行の目的が「日本の教育」―日本の有名校、有名大学を見学するというものと発していたのを聞き、どこかで聞いたような話だと思いました。 そういえば日本の塾でもアメリカやイギリスの有名校を見て回るツアーの宣伝をしていますね。中国の話と何も変わらない!

有名校を見学することが何の効果になるのか理解に苦しむところがありますが、何事も自国内ではなく、世界規模でのチョイスになってきているのが伺えます。「ないものねだり」という言葉があり、これはないものを無理に欲しがるという意味ですが、昨今ないものはない? ドラえもんのポケットとまではいかなくても世界規模で探せば手に入れられるようになってきているのかもしれません。

日本で生産するよりコストの低い国での生産ラインを企業が求めたことを皮切りに、富裕層は少しでも税制に有利な国へのその財産とともに移住を考える、教育も自分の子に受けさせたいものを求める。まさに生まれたその国にこだわることなく、選択肢は世界に広がっています。

選択肢が多い場合はまず自分の求めているものをできるだけはっきりする必要があると思います。欲張ってたくさん求めると上手く選べませんから、そこに優先順位をつけることがキーポイントです。何事も「これが正解」というのが難しい世の中に益々なってきています。というか、「正解」は個人個人違っていいのではないでしょうか。

渡邊オフィスへの問い合わせにも「正解」を求めるものが多いのですが、中国が日本の教育に求めるものがあるように、どのような教育を求めるのかをある程度考えることによってその存在が見えてくるのではないでしょうか。世界には色々な教育がありますから、これだ!と思える出会いがあるといいですね。

渡邊