イギリスで学ぶ、余暇の楽しみ方
15th May 2026
先週のことになりますが、ゴールデンウィークで渡邊オフィスは5連休でした。あれもこれもとやりたい事が次々と頭に浮かんできたのですが、その時ふと、イギリスで出会った「余暇の達人たち」を思い出しました。
達人と言ってもいたって普通の人たちです。例えば、ある二児のパパはオフィスワーカーですが、動物が好きで、平日の朝晩は鶏・豚の世話と犬の散歩、週末はクリケットの試合に出たり日曜大工をしたりととてもアクティブ。またとある年配の女性は家庭菜園、料理、手芸が趣味で、大学講師をしながらも空いた時間には庭仕事やベリーの採集に出かけ、収穫物からジャムやケーキを作り、得意のフェルトに至っては飼っている羊の毛から作るというこだわりぶり。彼らは決して仕事をおざなりにしているわけではなく、仕事との両立で疲弊しているわけでもなく、むしろ余暇から大いに活力を得ている人たちでした。
当時の私は、趣味よりも学校の勉強など “すべきこと” をとにかく優先する癖がついていたので、イギリス人の余暇の過ごし方にとても衝撃を受けたことを覚えています。自由時間は趣味にいそしむ。あくまで私の体感ですが、この姿勢はとてもイギリス的だと感じます。イギリス人の気性なのか、古くからの国民的理想なのか、いずれにせよ余暇にスポーツや芸術、その他さまざまな創作活動や知的活動に精を出すべしという精神は、イギリスの教育にも表れています。中でもボーディングスクールでは授業時間外や週末にありとあらゆる課外活動が用意され、それらに取り組むことが学業と同じくらい大切にされています。
過去の自身のカルチャーショックを思い出しながら、渡邊オフィスの留学生にもどうか様々な活動にトライして、学業と同じくらい余暇を楽しむ術も身に着けてほしい、そんな風に感じたゴールデンウィークでした。
藤波