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「イギリスで人気のクイズ番組って?」

4th Sep 2026

最近、「カウントダウン(Countdown)」というイギリスのクイズ番組を見ていて、これはイギリスでの勉強に通じるところがあるのでは?と思ったのでご紹介します。この番組で出題されるのは数と文字の問題で、1問の制限時間は30秒。その“カウントダウン”の間に視聴者も問題にチャレンジでき、子どもからお年寄りまで楽しめるので、なんと40年以上も続く長寿番組となっています。

さて実際の問題ですが、1つ例題を見てみましょう。これはランダムな大小6つの数字から、四則演算のみを使って目標の3桁の数字を導き出すというもの。

6つの数字 … 100, 5, 4, 3, 2, 1 

目指す3桁の数 … 525

全ての数字を使う必要はありませんが、同じ数字は1回しか使えません。計算の仕方は各自の自由で、たとえ目標の数にたどり着かなくても、どのくらい近づけられたかによってポイントが与えられます。ここがとてもイギリスらしいところで、たとえば数学の授業や試験でも途中式が重視され、答えが間違っていても途中式が合っていればその分が加点されます。逆に解答だけ書いて途中式を書かないと、答えが合っていても減点、場合によっては0点ということも。つまり、その問題をどう考えたのか、回答者のロジックが重視されています。

さらに番組では回答者が解き方を披露。それも見ものですが、加えてレギュラーの数学者がいて、彼女が巧みに(華麗に)目標の数を導き出すのも大きな見どころです。このように自分の考えを忌憚なく述べ、お互いの優れた考え方をたたえあうところも非常にイギリスらしく、これはボーディングスクールにおける教育にも現れています。

一方の日本では、クイズ番組でも学校の勉強でも、思考力より正解や知識の有無を問われることが多いのではないでしょうか。個人的には、常に正解だけを求められるより、自分の考え方が試されるほうが面白いと思ってしまうのですが、みなさんはいかがですか?

藤波