捨てないで! その搭乗券 ~ イギリス留学の新常識
11th Sep 2026
イギリスのUKVI(UK Visas and Immigration=イギリス政府のビザ・移民関連業務を担当する機関)による入国・在留管理が、ここ数年、徐々に厳格になっています。それに伴い、留学生を受け入れる学校側でも、留学生一人ひとりの入国状況をこれまで以上に細かく確認するようになってきました。
数年前から、留学生がイギリスへ入国したことを確認するため、学校から「入国時の航空券のコピーを提出してください」と求められることが一般的になっていました。ところが最近では、航空券ではなく、実際に搭乗したことが分かる「搭乗券(ボーディングパス)」を提出してくださいという学校が急増しています。そこで、昨年から渡邊オフィスでも、留学生の皆さんに搭乗券のスキャンの提出をお願いしています。とはいえ、空港でのチェックインは何かと慌ただしいもの。搭乗券の保存をうっかり忘れ、そのまま出発してしまうケースも時々あります。
そして最近では、さらに一歩進んで、「飛行機への預け荷物のタグも提出してください」という学校まで出てきました。「そこまで必要なの?」と思ってしまいます(笑)。でも、考えてみれば、搭乗券だけでは「実際にその飛行機に搭乗してイギリスに入国した」という確証を得ることは難しいのかもしれません。学校はUKVIの認定を受けた留学生のスポンサーとして、留学生の在籍・滞在状況を管理する立場にあります。学校がその役割を全うできずスポンサー資格を失うようなことがあれば、それこそ留学生は学校にいられなくなってしまうのです。私たちから見ると「そこまで確認するの?」と思うような細かな要請があっても、留学生の皆さんには、「学校によって自分のイギリス滞在が守られている」ことを理解し、快く協力してほしいなと思います。
渡邊オフィスでは、長年にわたり多くの留学生をサポートしながら、常に彼らの学校と日々連絡を取ることで、最新の学校の動向を把握しようとしています。今回のような変化への対応もその成果の一つです。これからも、こうした現場から得られる情報をいち早くキャッチし、留学生の皆さんが安全かつ適切にイギリスでの生活を送れるよう、サポートしていきたいと思います。
山岸