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STEM

16th Jan 2026

日本では「理系」か「文系」かと分けられる傾向にあり、男子に多いのは理系、女子に多いのは文系との意識がまだ強く根付いています。こんなところにもいわゆるジェンダーギャップがあるのではないかとの議論を時々目にします。昨今「STEM」という言葉が頻繁に使われ、理系離れを防ぐ旗印とも言え、特に理系に進む女子が少ないと取りざたされたりもしています。

イギリスではそもそも「5教科主義」という概念がなく、あえて言えば「全教科主義」、つまり科目に優劣はなくその人の個性であり逆に誰でも何かに秀でるものを持っていると考える教育です。高校の最後の2年間を自分の興味あるいは強味である3-4教科に絞って履修しますが(Aレベルの場合)、比較的高い確率で理系と文系が混ざった選択をする学生が多くみられます。例えば、数学+化学+美術など。そしてそこには特段男女差は見られません。

では渡邊オフィスの留学生の場合はどうかと言うと、ジェンダーに関わらずダントツに理系の科目を選択する傾向が強く、男女ともに今年の大学進学の結果もほぼ全員が理系のコースです。これは一般的に理数系の科目の方が英語力の影響が少ないところから、学びやすい、点が取りやすいとの留学特有の現象であると端的に結論づけることもできますが、現場の留学生の声、私個人の経験から言っても、イギリスで学ぶ理数科目は日本と比べると断然面白い!日本では「数学大嫌い」と言っていた子が出来るようになるという変異を沢山見てきました。

たぶん男女で分けて考える思考そのものが思い込みであり、不要なのだと思います。それより「学び」を面白くする。なぜ海を渡っただけで、数学が好きになるのか・・・を考えることを提案します!

渡邊