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褒めことば

28th Jun 2019

イギリスはもうすぐ学年末、一年を総括する成績表が届く時期です。渡邊オフィスの親御さんで希望される方には成績表を翻訳していますが、この翻訳作業で一番大変なのは何だと思いますか?もちろん分かりやすく、正確には常に心がけていますが、多くの翻訳担当から聞こえてくるのは、褒め言葉を上手に訳す苦労です。

 

英語は日本語よりも褒める言葉が圧倒的に多いと感じます。

good、nice、wonderful、fabulous、fantastic、marvelous、outstanding、great、lovely、super、brilliant、amazing、excellent、incredible、splendid、remarkable

これら全てを「良い」「素晴らしい」だけで終わらすにはもったいなく、フレーズにしてみたり、意訳してみたり、諺に当てはめてみたり、等々。とにかくお子さんが先生にこれだけ褒められている!学校で頑張っている!という事を全力でお伝えしたいと毎回頭をひねっております。

 

イギリスの学校ではとにかく褒めてくれます。嘘やお世辞ではなく、誰でも何かしら評価できる点はあるので、とにかくそれを見つけて讃えてあげるのが先生達は上手です。もちろん指摘するべき点や改善策も書かれていますが、まず褒めてから。これももちろん嬉しいでしょうが、やはり一番親御さんに褒めてもらいたいのではないでしょうか。次回の成績表では以前にも増してお子さんを褒めてあげて欲しいです。

 

長須