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お酒との付き合い方

16th Dec 2016

12月もいよいよ中盤、日本の私たちは忘年会、留学生のみなさんは楽しいクリスマスパーティに参加されているようです。
忘年会、クリスマスパーティで忘れてはいけないのはお酒。もちろん私は大好きです!
ご存知のように日本では20歳の誕生日を迎えたその日から飲めるようになり、人によってはお酒に対する知識もトレーニングもなくお酒との長い付き合いが始まることになります。そのせいか、人に流されてお酒を飲むようになり、一気飲みをしたり、お酒を人に強要したり、最悪の場合には急性アルコール中毒で運ばれるなんて様子も見たことがある方もいらっしゃるはずです。

イギリスではイギリス人が体質的にアルコールに強いこともあるでしょうが、お酒との付き合い方が違うようです。保護者の許可があり責任を負える大人の監視下、プライベートなパーティーであれば16歳からお酒を飲むことが出来ます。(自分自身の判断で飲めるのは18歳からです。)監視している大人がいますから、一気飲みをすることはありません。さらに驚くことに、一部のボーディングスクールにはパブがあり、6th Formの生徒に限り、保護者の許可があれば入店が許されます。巷のパブでは酔うためにお酒を煽る人も多いですが、学内のパブで許可されているのはせいぜいビール1杯、グラスワイン2杯程度とのこと。日本のように大人になるまでは飲酒を許さない!とするのではなく、自分の体質やアルコールを知るために徐々にお酒に慣れさせていくとは、なかなかうまいやり方だと感じました。日本人は「みんなで一緒にお酒を飲む」を好みますが、イギリス人は練習期間を経て自分なりのお酒との付き合い方を確立していくようです

イギリス人の付き合い方を真似したいと思いつつ、日本で育った私たちとしてはついつい飲みすぎてしまいますが、あくまでお酒は会話や自分自身のリラックスタイムの附属品。師走の忙しいシーズンのほどよい癒しとなるよう、お酒はほどほどに素敵なクリスマスをお過ごしください。

後藤