Second hand Shop
29th Jan 2021
子供はどんどん成長します。特に渡邊オフィスでお預かりしている年齢のお子さんの成長は目覚ましく、ちょっと会わないうちに私の背丈を越えます。(そんなに難しくないけど!)
そうすると普段着だけでなく、学校の制服もどんどんサイズが合わなくなり不要となります。そこで登場するのが、学校のセカンドハンド・ショップ(使用済みの制服リサイクルショプ) の存在です。
日本は特に新入生はピカピカの一年生という印象のもとに何でも新品で揃えることが当たり前。まだまだ最初からセカンドハンドの制服を求める声はまずは聞こえませんが、これからは変わっていくのではないかと思います。例えば、制服のコート。Boarding schoolは日常学校の敷地内を終始移動することになり、建物間の距離はわざわざコートを着るほどではありません。若者はいちいちコートを着るのが面倒で真冬でもマフラー1枚を首に巻くだけで外に飛び出していきます。そうしてコートはほとんど使わずにサイズが合わなくなっていく・・という道を辿ることが現実。一度も着たことがないという生徒もいます。
最近日本でも街のあちこちで セカンドハンドの洋服のショップが目に付くようになりました。世間的にも他人が使った服を着ることに抵抗がなくなり、逆にリサイクルのメリットや美徳が認識されつつあります。 イギリスでは昔から洋服だけでなく、要らなくなった物を他の人に使ってもらうことを推奨してきていますし、リサイクルも盛んです。Oxfamが代表するチャリティー精神に通じるUsed goodsに対する抵抗がなく、日本よりはるか前から一般的な感覚で受け入れられてきました。
学校にセカンドハンドショップがあることはとても便利なシステムです。日本の学校では聞いたことがありませんが。 セカンドハンドショップに自分の使った制服を預けることによって売れた場合、わずかですが、代金が所持者に支払われますし、それを寄付に回すこともできます。何よりも自分も利用することによって無駄が省けるというメリットもあるので、是非とも一考されることをお勧めします。
渡邊